ちょっと前までは、ゲーセンに行ったらついUFOキャッチャーに手を出してた。(ワンピースのカタクリのフィギュアが欲しかった。。。) 大きいサイズのお菓子やフィギュア、アニメのグッズ…見ると「これ絶対ほしい」ってなって、気づいたら財布が軽くなってる。
でも最近は、そういう出費を見直すようにしてる。生活を整えたい、貯金を増やしたいって思い、まず大きな出費として固定費の見直しを行った。次に手を付けたのは“つい使ってしまう小さな浪費”を減らすことだった。
何気ない出費の積み重ねが、将来の大きな差につながっていくから、こういう「たまにやってしまう系」の出費こそ意識しておきたい。
UFOキャッチャーがオススメできない理由
1. 取れるかどうかは完全に運と設定次第
いくら腕に自信があっても、アームの力が弱く設定されてたら絶対に取れない。 スタッフが「確率機」にしてたら、何回かに一度しか本気の力が入らないこともある。つまり、取れるかどうかはこっちの技術より、機械の気分次第。
取れそうで取れない、このギリギリの感じにハマると、どんどんお金をつぎ込んでしまう。
2. 実はかなり割高になってる
1回100円とか200円で安く見えるけど、3,000円かけても取れないことだってある。 ようやくゲットできたぬいぐるみ、ネットで見たら1,500円で売ってた、なんてのはあるある。冷静になって考えると、めちゃくちゃ損してる。
ゲームで取るという演出にお金を払ってる、と考えれば納得かもしれないけど、実用品を買う感覚でやると間違いなく割高になる。
3. 取っても満足感は一瞬
取れた瞬間は嬉しい。でも、そのぬいぐるみやグッズ、本当に長く使う? 帰ったら飾る場所がなくて押し入れ行き、ホコリをかぶって終わり、なんてのもよくある話。
本当に必要なものかどうか、冷静に考える時間がないからこそ、後悔することになりやすい。
4. ゲーセンの雰囲気に流されやすい
音と光、BGM、限定グッズのポップ。あれ、完全に“買わせるための空間”なんだよね。 冷静な判断がしづらい場所でお金を使うと、あとで後悔することが多い。
その場のテンションで財布のヒモがゆるむなら、あらかじめ「この日は使わない」って決めておいたほうがいい。
5. 生活に必要のないモノが増えていく
取れたグッズがかわいくても、生活に必要かといわれると微妙。 家に物が増えると片付かなくなって、結局捨てることになったり、メルカリに出しても売れなかったりする。
ムダに物が増えると、家の中も気持ちも散らかってしまう。
やめたからこそ、見えてきたこと
やめてみると、ゲーセンで無意識に流れてたお金って、月に数千円とかになってたことに気づいた。 その分を貯金に回したり、ちょっといいランチや本を買ったり、意味のある使い方ができるようになった。
お金を使うこと自体は悪くないけど、「使ってよかった」と思える瞬間がちゃんとあるかどうかが大事だと思う。
たまに遊ぶなら“限度額”を決めて
もちろん、ゲームセンター自体を全部否定したいわけじゃない。 友達と出かけたときに1回だけやってみるとか、500円だけって決めて遊ぶなら全然アリだと思う。
でも、「つい熱くなって3,000円」みたいな使い方をしないように、自分で“線引き”をしておくのが大事。
楽しむことと、流されることは違う。コントロールできる範囲で遊ぶなら、それは“浪費”じゃなく“余裕”だと思う。
まとめ|楽しくても「浪費」にはちゃんと気づくこと
UFOキャッチャーは、見た目は遊びでも、中身は立派な消費行動。 取れなくても、取れても、財布にはけっこうなダメージがあることも多い。
生活を見直したい、ムダを減らしたいと思うなら、まずはこういう“小さな無意識の浪費”から手をつけてみるのがいい。
自分の時間とお金、大事にしたいなら、取れるかどうかわからないものにガチャ感覚でお金を使うのはもったいない。 その500円、もっと満足できる使い方がきっとある。
少しずつでも、気づけたことから変えていくと、気持ちにもゆとりが出てくると思う。
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